LDL/HDL比とは、LDLとHDLの比率を指しています。

LDL/HDL比 総コレステロール LDL HDL 中性脂肪
正常値 150~199 70~119 40以上 50~149
境界域 200~219 120~139
異常値 220以上 140以上 40未満 150以上

LDL140以上、HDL40未満がコレステロールの異常値としており、動脈硬化の危険性が指摘されてきました。しかし2007年に動脈硬化学会は、動脈硬化の危険性に関してLDL/HDL比を指摘するようになったのです。

スポンサーリンク


先日の私の検査結果を見てみると、LDL96のHDL60となっています。どちらのコレステロールも正常値ですが、このLDL/HDL比を計算してみるといい数字ではなくなります。

LDL/HDL比=96÷60=1.6となり、動脈硬化のレベルが要注意に入ってしまいます。

LDL/HDL比において、1.5以上を注意としていますが、一般的にはLDL/HDL比が高い方には2.0未満を目指すように指導しています。

ただし糖尿病や高血圧といった動脈硬化の危険因子を既に持ってる場合は、LDL/HDL比を1.5未満にするように指導されます。私は糖尿病ですので、1.6はもうひと頑張りが必要な数字という事になります。

LDL/HDL比が高い方の多くは、HDLコレステロールが低い方に集中してるようです。HDLを上げるには、運動とDHAやEPAを多く含む青魚を食べる事が有効です。

LDL/HDL比の改善頑張りましょう!

スポンサーリンク